お弁当日記その1「さぁ、なにをつめましょう?」

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日々つくるお弁当。箱に詰めるときの気持ち。

そして、ふたをあけた時の笑顔。

お弁当は母からの家族への手紙?

 

お弁当日記はじまります!

担当は小林えまこさん。

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とってもちいさな子どものお弁当箱。
そのお弁当箱の中に詰めてあげたいのが、食べて美味しくて、子どもなりの工夫がちょっと出来て、なにより衛生的な食事。
かつ、ちょっとした可愛らしさだって欲しいな。見た目は地味なおかずだって、詰め方の工夫や抜き方を使うことで、子どもらしいお弁当になるかしら?なんていう感じで、日々お弁当を作っています。
長男の幼稚園弁当を3年半、4月からは次男が入園し新しいお弁当生活がまたまた始まりました。現在の筆頭食べ手は幼稚園年少男子です。
 
ほとんどが幼稚園児の弁当ではありますが、写真とともにお弁当をどうぞ。
 
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ちくわの磯辺揚げ弁当
長男入園前に読んだ幼児向けのお弁当レシピ本の中から、一番参考にしているとおかずといえば、ちくわの磯辺揚げ。
わが家ではほぼ通常の食卓には上がらないメニューなので、お弁当だけの特別なおかずです。冷めてもおいしくてごはんにも合う合う!ですよね。まだ年少さんだけれど「自分でふりかけをかけたい、」と言うので別添でふりかけを入れた日。
ほかに卵焼き、パプリカの豚巻き、大学芋ほか。デザートにゴールドキウイ。
 
 
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鰹の照り焼き弁当
この日はデザートのデラウェアに少し時間がかかるかな、と踏んで、おかずは食べやすいサイズに整え、種類も全体の量も控えめにしました。
お弁当作りの基本として「赤黄緑白黒の基本5色を入れると栄養バランスと彩りが良い」といわれているのですが、私は全色取り入れるよりも、黄色い卵焼きに黄色のお野菜を並べるような同系色の重ね方がかわいらしくて好きです。赤いプチトマトに唐突感も感じてしまうのでオレンジなどのカラートマトもよく使います。
ほかに大好きなトウモロコシと卵焼きプチトマト、デザートにたねなしデラ。
  
 
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ピーマンの肉詰め弁当
お弁当は開けた時の目新しさや驚きもきっとおいしさの要素になるかなぁ、と、基本的におかずの使い回しはせず、朝作ってお弁当に入れるようにしています。もし多めに作って普段の食事にも使いたいなら、お弁当より後の食事の副菜の一品にすることが多いです。
もちろん前の夜のおかずと同じ、という日もある。だけど、上の子は言わなかったけれど、下の子は前後の食事とお弁当のおかずが同じだと「昨日の残りだね!」の指摘が入るんデスヨネ。この日はこのお弁当のためにだけピーマンの肉詰めを作りました。そう考えるとなんだか贅沢。でも小さな2つだけってすぐに出来るんですよね。
ほかにあおさ入り卵焼き、ゆでインゲンとマヨネーズ、型抜き蒸し南瓜ほか。型抜き野菜で子どものお弁当らしさを。
  
  
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キャラクターかまぼこ弁当
たまにはこういうのも。だけど生では入れず、一旦茹でてから。菌の繁殖はなるだけ避けたいもの。
衛生面を考え、なるだけ手の触れる回数や面積は最小限に留めたいですし、おかずの作り置きはなるべく避けたいです。どうしてもという場合には再加熱、そしてしっかり冷ましてから詰めて、お弁当箱のフタをすることを心がけています。傷みが早まったり、水気が出てきたり、という点で、細かいところでは、まだ熱のあるものを詰めたすぐ隣に温度差のある冷たいおかずを詰めること、レタスなどの生野菜をおかずの間仕切りに使うこと、ミニトマトのヘタを取らないこと、デザートのフルーツとおかずやごはんを同居させること、これらもなるべく避けたいと考えています。
ほかにミートボール、さつまいもとリンゴ煮、たたきキュウリ、うずら卵の目玉焼きなど。
  
 
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鮭弁当
小林カツ代さんの古いお弁当の本の冒頭に、「私はあれこれ飾り立てたおべんとうって好きじゃありません。(中略)私は卵焼きの美しい黄色、ほうれんそうの緑、ピンクの鮭、土色のごぼう、真っ白なご飯といった自然が与えてくれた美しい色彩、おいしさを大事にしたいと思います」という一文があるのですが、鮭のピンク色を詰めるたびに、本当にこの言葉を大事にしたいなぁ、と思い起こしています。
ほかにチーズ入り卵焼き、ピーマンおかか和え、豚巻きインゲンなど。デザートに(変色どめに梅シロップでマリネした)ビワ。
  
  
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オムライス弁当
オムライスは黄色が濃いとかわいらしくて見栄えがしませんか?
色もかわいさの要素かな、とばかりに、卵の黄色を意識して、全卵1個に卵黄を1つプラス。そして焼き方にもコツが。両面を焼くと色がとぶので、弱火の片面焼きで仕上げています。食べる時にはザクッとスプーンでひと口に取り分けるのは年少さんにはまだ難しいかな?と思ったけれど上手にできていました。ちょっと心配だったのでお弁当参観で確認。
ほかにちくわキュウリ、茹でトウモロコシ、プチトマト。デザートに佐藤錦。新幹線ピックでかわいらしく。
   
  
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幼稚園のお弁当生活4年目。メニューや食材の在庫を考えて、前夜に大まかにお弁当の中身を考えています。とはいえとても無計画な性格でして、作っている自分自身、完成したお弁当と対面する瞬間までは、一体どんな仕上がりになるのか?実はまったく見えていなかったり。
また、詰め方ひとつでぐっと印象が変わったりもするので、お弁当作りはその場限り、毎朝のライブです。
だからかな、わたしにとってのお弁当とは、何度作っていても面白いもの。今度はどんなお弁当になるんだろう。
 
また次回、お弁当日記でした。
 
文/小林えまこ
 
 
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■ ちいさないえより追伸
小林えまこさんは、おやつのはなし「おやつのある風景③」に登場いただいています。
あわせて読んでみてくださいね^^