私の好きなお弁当はこんな感じ。
今回は日々のお弁当への気持ちが伝わってくるお話。
なんだかとてもあたたかなお弁当たちなのです。
文 / 小林えまこ
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こんにちは。
みなさんはどんなお弁当が好きでしょうか?私はお店で選ぶお弁当では、どちらかというとシンプルなお弁当が好きです。品数は少なくてもいいからひとつひとつ美味しいのがいいな。小梅がご飯を紅く染めているのもいいし、炊き込みご飯も捨てがたいな。私の作るお弁当ったら、近頃ますます地味ではありますが、最近のお弁当ライフについて、ご紹介します。
わがキッチンに新たに導入された調理道具といえばワッフルメーカー。直火式を選びました。
イースト発酵させるレシピでじっくり焼くもよし、市販のホットケーキミックス粉を用いて手軽に焼くもよし、家庭の台所でもキャンプでも使え、見た目にも美しいワッフルが焼ける優れもの。いくつかのレシピを試した結果ベーキングパウダーを使ったワッフルやホットケーキミックスで焼いたワッフルはとても軽い仕上がりになることがわかりました。
そこで、幼稚園でお餅つきの行事があり、午前中にお餅をいただくという日、お昼は軽くつまめるように、軽いワッフルで減量お弁当にしました。
ワッフルのお弁当
そして普通の日のお弁当。
鶏の照り焼きと卵焼き、菜の花のお弁当
わかめごはんとネギ入り卵焼きのお弁当
シンプルオムライスのお弁当
最近の私のお気に入りは目玉焼きをカットして立てて詰めることです。
豚肉の三色巻きと目玉焼きのお弁当
節分のちょうどよいタイミングにお弁当日がなかったので、今年は少し日をずらしてパンダの飾り太巻き。
ただ今幼稚園ではお弁当を温めてくれるシーズン、保温庫に入れてもOKなアルミ弁当箱が登板中です。
「美味しかったよ!全部食べたよ!」と家族が持ち帰ったお弁当箱を洗う時に、中にアルミカップやトマトのヘタなどが残っているのはすっきりしない、と小林カツ代さんが著作に書かれていたことに倣って、私は仕切りやピックといったお弁当グッズを使っていません。(詰める時におかず同士やごはんとの味の相性や味の連続に少し気を配るだけで仕切りをなくしても美味しく詰められるそうです。)
そこでわが家のお弁当グッズといえばランチベルトやお手ふきタオル。
シンプルなお弁当に映えるランチベルトや、お手ふきタオルは幾つか着せ替えています。
今冬新しく用意したのは、ドラえもんのひみつ道具「暗記パン」のアップリケワッペンを縫い付けたランチベルト。そしてカラスのパン屋さんタオル。飾り気のないアルミや無地のお弁当箱だからこそかしら、どれも見栄えがして楽しいです。ちょっとした変化でお弁当の時間の楽しみが増えてくれたら嬉しいですよね。
女の子向けのランチベルトは特に種類が豊富で、低価格で可愛いものが選べるので、女の子のお友だちへのお礼やプチギフトに選ぶことも。
大人になっても鮮やかな記憶として留めておける幼児期の記憶はきっとわずか。
ランチベルトについている小さな刺繍のこと、小さなデザートケースのこと、いつもの飾り気のないお弁当のこと、たまに登場するパンダの巻き寿司のこと、日々用意するお弁当の中に、ふと思い出せる一瞬が詰められているといいなぁと思っています。