フランスはいわずと知れたグルメの国。
そんなフランスに移り住み驚いたのは、公立高校にホテルとレストラン専門の学校があること。
我が家の近所にも一昨年この高校ができました。
中にはホテル、レストラン、パン屋さんがあります。
生徒さんたちが、授業の一環として行なっているので、完璧とはいきませんが、値段は人件費がはいらないので、とてもお手頃。
作ったものも無駄にしないので、とてもいいアイデアだと思います。
パン屋さんは、その日に授業でつくったものがでるので、種類はあまりないし、形も手作り感いっぱいですが、全て手作りで、フランスの伝統的なものが、季節にあわせてつくられるので、とても楽しみです。
この高校で先日、面白いランチがありました。
新しくレストランのサービスの先生を募集したのですが、その採用試験で実際にランチを食べるのです。
何人もの審査員がテーブルの周りで審査しながら、その前で食事をするので、何だか変な感じですが、わずか15ユーロで、前菜、メイン、デザート、カフェ、そしてワイン飲み放題です!
なかなか面白い経験なので、主人と一緒にいってきました。
まずは前菜。主人はファグラのテリーヌ。
私は虹鱒です。
お魚は前菜というより、メインの様なボリューム。綺麗に皮をとり、丁寧に頬のお肉まで外してくれました。
さすが、サービスの試験。サーブするのが難しいメニューです。
メインは、二人とも羊のロースト。お肉が柔らかくて美味しかった!
そしてデザート。主人はガトーショコラ。
私はクレープフランベです。
またまた、私のデザートはサーブが難しそう。
先ずはフライパンを温めて、グラニュー糖をたっぷり溶かします。レモンを絞り入れ、オレンジジュースも入れます。
そこへクレープを入れてシロップを染み込ませ、最後にグランマニエを注ぎ、点火!
残念ながら、コンロの調子が悪く、うまく火がつきませんでした。
お陰でアルコールたっぷりのクレープを食べることに。
ちょっぴり失敗はありましたが、とても楽しいランチでした。