あかりとかおり。11月はクリスマスを待つあかり。
テキストは " acasilo " かぶらぎ あかねさんです。
「今年もあと○○日」なんていう言葉を良く耳にするようになりました。
やり残してることや、新年に向けての準備・・・
アレコレが浮かんで、なんだかソワソワしてしまいます。
それと同じく高まってくるのがクリスマスムード。
ご近所でもクリスマスの飾り付けを始めているお家をちらほらと見かけます。
キャンドルを使う習慣がまだまだ少ない日本では、この時期が最もキャンドルを目にするシーズンでもありますよね。
ヨーロッパでは、クリスマスを心待ちにしながら灯す「アドベントキャンドル」という習慣があります。
装飾されたリースの上に4本または5本のキャンドルが立てられ、クリスマスまでの毎週日曜日にキャンドルを灯すというもの。
キャンドルの1本1本に深い意味があり、1週目には1本、2週目には2本・・・と1本づつ灯を増やしながら、クリスマスまでの時間を過ごします。
最初に火が灯されたキャンドルは短く、最後のキャンドルは長く残り、全てのキャンドルに火が灯るクリスマスには階段状になります。
本来はキリスト教の儀式として大切にされているものですが、我が家では身近なものとしてインテリアに取り入れています。
意外と簡単に楽しく作れるので、作り方をご紹介します。
<材料>
● キャンドル × 4本
円柱型、ボール型などキャンドルの形状を変えるだけで雰囲気はがらっと変わります。
● お好みの植物。
今回はヒバ、ユーカリ、バラの実、ヒメリンゴ、松ぼっくり。
● お好みの容器。
陶器、バスケット、ボックスなど。 安定させるため容器はある程度深さがあるものを使って下さい。
我が家では玄関やダイニングに置くことを考えて、 リース型ではなく長方形で作ることにしました。
● 生花用吸水スポンジ
容器のサイズに合わせてカッターでカットしてから、水を含ませておきます。
バケツなどに水を張り、ポンと入れると自然に水を含み沈みます。これで準備OK。
このとき、手で無理矢理に沈めたりしないこと。
私は100円ショップで購入しました。
● 布テープ、針金、PPフィルム、ホッチキス
こちらも100円ショップで揃います。
まずはメインのキャンドルの下準備から。
針金を10cmくらいに切って、Uの字を作り、 それをキャンドルの根元にテープで貼付けます。
スポンジにしっかりと差し込めるような脚になります。
容器にPPフィルムを敷き、フィルムの四つ角を摘んでホッチキスで止めます。
これでスポンジからの水漏れを防ぎます。
水を含ませたスポンジ、フィルム、容器を一緒にテープで固定。
テープを貼付ける位置はキャンドルを刺す場所を避けてくださいね。
等間隔になるようにキャンドルをしっかりと刺します。
火が燃え移らないよう、キャンドルの間隔は1cm以上空けること。
キャンドルの転倒がないよう、土台にをしっかりと用意することが大切。
それぞれがしっかり固定されているか確認してから植物を差し込んで行きましょう!
ますはベースのグリーンから バランスを見ながら刺して行きます。
ここにドライオレンジやシナモンスティックをポイントにしたり、 リボンを飾ったりとアレンジはいろいろ。
アレコレやりたくなってしまいますが、 置く場所をイメージしながら材料を揃えるとまとまりやすいです。
私は帰宅して一番に目に入る玄関に飾ることを想定していたので、 派手すぎずシンプルすぎずなイメージで作ることを考えました。
潔く、ホワイト×グリーンだけでも素敵ですが、ココにちょっと赤をさして・・・。
完成!早速、玄関に飾ってみました!
一気にクリスマス感が高まります。 火を灯すときにはダイニングに移動させて使います。
製作時間は1時間かかりませんでした。
アフターケアとしてはフラワーアレンジメントと同じで、ときどき水を与えます。
(横から見て7割くらい水分があればOKというのがお花屋さんからのアドバイス)
忙しなくなりがちなこの時期にキャンドルの灯りでスローダウン。
残りの2014年も1日1日大切に過ごしたいものです。
文 / " acasilo " かぶらぎ あかね
acasilo はヴィンテージ素材等を使ったバッグ・小物のブランド。
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