夏休みもあと少しですが8月は夏の絵本をもう1冊。
夏になったら冒険!探検!
沖縄の西表島を舞台に子ども達がたくましく冒険する姿が眩しい絵本。
松岡達英 / 作 『山猫たんけん隊』。
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夏になると思いだす 冒険への憧れ。
野山をかけて、秘密基地を作ったり、知らない洞穴を見つけて宝物を探したり、
夜になれば満点の星を眺めたり・・。
松岡達英さんの絵本には、いつも冒険への憧れ心が詰まっていて大好きです。
夏休み。「山猫にあいたい!」という小学校科学部の5人が南の島でキャンプをする話。
先生は遠くから見守り、子ども達だけのキャンプ。
テントをたてて、、トイレを作って、かまども作って、晩ご飯のメイン、お魚だって釣ってきます!
かまどに火を入れて、うまく出来るかな・・?
手際よい子ども達。このキャンプにくるまでに、今まで何度もキャンプをして経験を積んできたようです。
時折、図鑑のように生き物の生態が描かれているのも面白い。
生きる力、子どもの逞しさを考える絵本といえばそうですが、この絵本は難しいことなど考えず、絵本の中の子ども達と一緒に楽しめば良いと思うのです。
「へぇ〜そんな風に魚をつかまえるんだ!」とか「キャンプのご飯美味しそう!」とか。
自然を体いっぱい楽しむ子ども達を「ああ、いいなぁ」と思って無性に山や海、川・・など自然のある場所へ行きたくなります^^
最後、目的の山猫には会えるのでしょうか?
どんな風に見つけるのかな?どうぞ読んでみてください。
私もキャンプに行きたくなり、うずうず・・今年の夏は行けなかったけれど、秋にはキャンプに行きたいな。
かまどで炊くご飯やカレー、それに山の夕暮れや真っ暗な夜空に浮かぶ天の川、子ども達に見せてあげたいと思います。
文/yuki(FLYERS design.)
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