長かった冬がやっと終わり、春になりました。
今年はこのおやつから春が始まります。
4月1日にフランスで食べられるお菓子、
ポワソンダブリル(Poisson d'Avril)、四月の魚。
文 / yuki
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小粒の苺が毎日お手頃価格でスーパーに並んでいます。
この時期の私の楽しみ。
安曇野では1パック300円くらいなので、ついつい手が伸びて毎週カゴの中へ。
さて、私にはずっと作りたかったお菓子がいろいろありますが、
このお菓子もその一つ。
ポワソンダブリル(Poisson d'Avril)、四月の魚。
4月1日にフランスで食べられるお菓子なのだそう。
お魚の形のパイには苺がずらり。なんてかわいいのでしょうか!
以前、『世界の祝祭日とお菓子』という本で見てから作ろう作ろうと思っていました。
そして今年はそのチャンスが巡ってきたわけです。
(意外と4月1日のその日に作るのが難しいわけです)
では作りましょう。
まずは、カスタードクリームを作ります。
私は生クリームなしのカスタードクリームが好きです。より卵を感じられるので。
そして今回は冷凍パイシートを使いました。
4枚入っているパイシート、2枚をつないで大きな2枚にしたら、魚の形にカットします。
そのうち1枚は中をカットして(苺の入る部分です)卵黄を塗って重ねます。
さらに重ねた部分は卵黄を塗りましょう。こんがり焼けます。
焼けた!
冷まして・・・中にカスタードクリームを塗ります。
さあ苺を飾ります!
四月の魚、出来上がり!
さて、このお皿を持って友人の家へ出かけます。
4月1日はエイプリールフール。
「魚を釣ってきたよ」と渡しました^^
春を呼ぶ楽しいおやつ。
また来年も作ろう。
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文 / yuki
長野県安曇野在住
今年の秋に安曇野の穂高にて『月とビスケット.』というカフェギャラリーをオープン予定。ただいま準備中です。
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